11月20日に「第3回THINK TANK2022フォーラム」が行われましたが、今回も下記の日時にPeaceLinkで一般向けに放映されることになりました.各現場で積極的に広報していただき、できるだけ多くの方が視聴してくださるようお願いいたします。
記
■日時:2021年12月4日(土)9時~12時
■内容
ジム・ロジャース氏による基調演説
韓日米の有識者との質疑応答
韓国一般市民との質疑応答
◼️場所 最寄りの教会
■事情があり、教会で参加が難しい方は下記のURLから視聴をお願いします。
視聴方法:PeaceLink(https://tv.peacelink.live/)で視聴
※フォーラムは基本英語で行われますが、日本語、韓国語、フランス語、スペイン語の通訳があります。
1か月前は韓国の感染状況も落ち着いていたのでしょうか。南北統一した国家での経済体制について討議されていきます。
【ロジャース会長の基調演説】ロジャース会長はフィアンセと自動車で世界一周をし、216か国を巡り、途中で結婚式をしたそうです。自慢の話ではなく、結婚し、娘を生んだことがよかった、以前は子供を持つべきでないと考えていたが、間違っていた、皆さんも子供を生み、育てるようお勧めします、ということです。そこから、北朝鮮に行ったこと、文鮮明先生の国際ハイウェイ、韓日トンネルの素晴らしい提案、自動車で東京にもロンドンにも行けるのです、というテーマに移ります。38度線が開けば、一帯一路構想が国際ハイウェイ構想と重なります。
アメリカから始まり数年前から貨幣供給量が増え、最低の金利になった、これは終わっていません。これが終わるとき、沈滞期が始まります。政治家はそういうことはないというが、私の言うことを信じてください。アメリカのドルは安全な投資先ではありません。為替は38度線が開放されるともっと安定的になると思います。韓国と北朝鮮が1つになると、北朝鮮に負債はないので、韓半島の負債の状況が改善します。38度線が開放される、つまり、戦争にお金を投入する心配がなくなれば、他にもっと投入できます。
【質疑応答】金正恩書記は北朝鮮をスイスや韓国のような国にしていきたいと思っているだろう。金書記を代弁するわけにはいかないけれども、とアメリカからの質問に答えておられましたが、他のロジャース会長の回答を聞きたかったですけれども、何故か省略された(カットされた)部分がありますね。
地元で思うのと、海外から見る(例えばヨーロッパ、ドイツ)のとだいぶ違うのですね。アジアに行ってみたいと思うときに韓国を思い浮かべる人はほとんどいない、なぜなら死ぬ可能性がある、戦争の可能性があるから。それに比べるとベトナムやキューバは観光地になっている、戦争の可能性がなくなったから、というのですね。ですからロジャース会長の強調するのは戦争の可能性をなくすことですね。
100年前にDMZはありませんでした。100年後にはDMZがなくなっているでしょう。子孫はDMZとは何ですか、なぜそういうものがありましたかと疑問に思うでしょう。DMZが開放されればロサンゼルスよりも素晴らしい場所になります。
※DMZとは「DeMilitarized Zone」の略で、日本語では「非武装地帯」と直訳されます。もともとは軍事・政治的な用語から転用されたもので、その名の通り「武装しない領域」を意味しており、「武器を持って立ち入らない。軍事的な活動を許さない領域」のことを指しています。(https://www.sbbit.jp/article/cont1/37677)
第2セッションの冒頭発言で韓国の方がトンネルを通るときの心境として、ノーベル文学賞を受賞した川端康成の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」という一節が引用されました。
こういう名称はどうかと韓日トンネルでなく、別名(東アジア○○やユーロ○○)が質問者からもロジャース会長からも提案されました。韓中トンネルの話まで質問されました。ロジャース会長の回答は、若干遠い未来のことかもしれません、しかしトンネル建設者には喜ばしい話と思います。収益があれば投資することになるでしょう。
若い世代にとっては経済的側面抜きには統一を語れない状況になってきています。ロジャース会長の回答は、自分の若いとき徴兵制があり、未来に心配もあった、しかし、統一されれば、職業について心配することがなくなります。
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